日本代表の森保一監督(50)が、就任2戦目のパナマ戦に向けて意気込んだ。ワールドカップ(W杯)ロシア大会では3戦11失点で1次リーグ敗退した国だが「力はあり、試すに素晴らしい相手。この先につながる戦いにしたい」。トップ下の先発には追加招集した22歳FW北川の抜てきを検討しており、9月コスタリカ戦で得点した23歳MF南野と争わせる。2列目の左右にはロシア組の原口、リオ世代の伊東を起用する見通し。10、11年にヘッドコーチを務めた地元クラブ新潟の出身選手、FW川又にもチャンスがめぐってきそうだ。

4バックには、新主将を任せた吉田が復帰。森保監督は期待する若手との「化学反応」に「ピッチ内では意見を出し合い、すり合わせ、ホテルではコミュニケーションを取っている。融合は確実に進んでいる」と手応えを口にした。