日本代表主将のサウサンプトンDF吉田麻也(30)が2、3日に急逝した清水エスパルスの副社長兼ゼネラルマネジャー(GM)の久米一正(くめ・かずまさ)氏の冥福を祈った。

25日にSNSを更新。笑顔の2ショットの写真とともに「3月にお会いした時に『オフにまた必ず会おう』と言われたのにW杯後バタバタして連絡できず会えなかったのが本当に心残り。たくさん教えてくれ、たくさん助けていただきました。ただただ感謝しかないです。久米爺、心よりご冥福お祈り申し上げます」と心から、感謝した。

吉田が名古屋でプロになったのが07年。翌08年に久米氏が名古屋のGMに就任した。師弟関係は吉田が欧州でプレーするようになってからも続いていた。

日本サッカー協会の技術委員でもあった久米氏は、早くから将来の日本代表を背負う逸材だと語っていた。その後の吉田の成長は誰もが知るところで、すご腕の強化担当として知られた久米氏の見る目の確かさを物語るエピソードともいえる。