日本がコロンビアに0-1で敗れた。14年のW杯ブラジル大会での対戦は1-4での惨敗。4年後のW杯ロシア大会は、2-1で競り勝ちリベンジを果たした。

因縁の相手との9カ月ぶりの再戦は、前線のメンバーがガラリと変わった。1トップにFW鈴木武蔵(25=コンサドーレ札幌)、トップ下にMF南野拓実(24=ザルツブルク)、右MFに堂安律(21=フローニンゲン)、左MFに中島翔哉(24=アルドハイル)。前半38分、中島からのクロスを鈴木がファーサイドでフリーで合わせるも枠外。南野、堂安も積極的にミドルシュートを放ち、コロンビアゴールを脅かした。

前半を0-0で折り返し、後半9分、コロンビアがDFパラシオスのクロスをエースFWファルカオが頭で押しこみネットを揺らしたが、ファルカオのんだかに見えたが、ファルカオのハンドでノーゴールの判定。試合が動いたのは後半19分。ペナルティーエリア内でDF冨安健洋(20=シントトロイデン)がコロンビアMFサパタのシュートをブロックした際、ハンドとなりPKを献上。コロンビアFWファルカオのPKを、GK東口順昭(32=ガンバ大阪)が右に跳び手に当てたがネットに吸い込まれた。

森保一監督は積極的にコウ対策に出る。日本は直後の後半20分に、鈴木に代えMF香川真司(30=ベシクタシュ)を投入した。後半26分には堂安に代わりMF乾貴士(30=アラベス)、山口に代わりMF小林祐希(26=ヘーレンフェーン)と2枚替え。後半34分には南野に代わり初招集のFW鎌田大地(22=シントトロイデン)を、後半44分にDF佐々木翔(29=サンフレッチェ広島)に代え、初招集のDF安西幸輝(23=鹿島アントラーズ)を投入し、交代カードをすべて使い反撃を試みた。ロスタイムには中央を崩し、最後は小林が左足シュートを打つもGKにストップされ、コーナーキックから乾がシュートを打つも再びGKに止められ1点が遠かった。