20年ぶり招待出場の日本(FIFAランキング26位)が、大会最多15度の優勝を誇るウルグアイ(同8位)と引き分けた。

最年長36歳のGK川島永嗣(ストラスブール)が、W杯3大会連続出場の意地を見せる好守。1-1の後半10分にFWエディンソン・カバニ(32=パリサンジェルマン)との1対1を迎えたが、横っ跳びで両手セーブ。危機から救うと、直後の14分にMF三好の勝ち越し点が生まれた。

前半32分のPKと後半21分のCKからの失点は、GKとしてはほぼノーチャンス。しかし、速報値でシュート29本を浴びた中で2点に抑える働きを見せた。枠内シュート10本のうち8本をセーブした川島が、W杯ロシア大会8強のウルグアイから勝ち点1を拾った若き森保ジャパンに、ベテランの期待通りに貢献した。

チームでは大半が第3GKという日々を過ごし、ワールドカップ(W杯)以来の代表復帰となった今月上旬のキリンチャレンジ杯もベンチ外。難しい環境の中でもプロフェッショナルであり続け、南米大陸で豊富な経験と健在な姿を見せつけた。