日本(FIFAランキング33位)が10日に、22年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア2次予選初戦でミャンマー(同135位)とアウェーで戦う。7大会連続のW杯出場を目指す戦いの幕が開く。

<日本のW杯予選初戦(初出場した98年大会以降)>

◆98年 オマーンを相手にDF小村徳男が前半10分に挙げた1点を守りきった。敵地で予選がスタートするのはこの時以来。

◆06年 MF中村俊輔がPKを止められるなどゴールを奪えず苦戦したが、0-0の後半48分にオマーンDFのクリアのこぼれ球をFW久保竜彦が決勝点。

◆10年 前半21分にMF遠藤保仁が先制するも、その1分後に同点に追いつかれてしまう。後半はタイに退場者が出たこともあり、日本が3点を挙げた。

◆14年 FIFAランキング114位の北朝鮮にゴール前を固められて攻めあぐねた。まさかの引き分けかと思われた後半49分に、DF吉田麻也が頭でねじ込んで勝ち越した。

◆18年 同154位のシンガポールに0-0。シュート23本を放ちながら1点も決められなかった。日本がW杯予選初戦で勝てなかったのは90年大会以来で、W杯に初出場した98年大会以降では初の屈辱だった。