【バンコク(タイ)13日=杉山理紗】U-23アジア選手権で日本は、シリアとの第2戦を1-2で落とし、史上初の1次リーグ敗退という屈辱を喫した。

前半に失点し、MF相馬勇紀(22=名古屋)のゴールで同点として折り返したが、またしても終了間際にカウンターから勝ち越しゴールを許した。東京五輪予選を兼ねた大会は、目標の金メダルに不安を残す結果となった。

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関塚隆技術委員長は、13日の練習前に取材に対応。森保監督の今後について「強化、選手の見極めから、全体の方向性はしっかりとできてきていると思っている。技術委員と方向性を考えたい」と話した。自身の意見と前置きした上で、「間違った戦い方をしているとは思っていない」とも。「昨日の試合でも、21対7本のシュート、ポゼッション率は70対30。敗戦は事実だけど、結果だけじゃなくて内容までをしっかりと精査した中で、どう進めるべきかは大事だと思う。そこはぶれずに協会の中での取りまとめをしていきたい」と話した。