日本代表(FIFAランク27位)は前半に数多くのチャンスをつくったが得点できず、後半に2失点してメキシコ(同11位)に敗れた。

敵将のマルティノ監督は前半の日本の戦いを絶賛。「前半の20分、25分くらいは、私がメキシコ代表監督に就任してから最悪の時間帯だった」と表現した。

同監督は「日本は非常にいい組み立てをしており、攻撃に出る際も規律を重視していた、欠けていたのは前半の決定力。こうした試合で有利に運んでいる時は結果に反映させる必要があるが、GKの働きもあり決められなかった」と続けた。

また「後半、メキシコは通常あまりおこなっていない2ボランチで守備を強化した」と、日本の圧力でフォーメーションを変更したことにも言及。「中盤で相手に負けていたので、インテンシティーを高めるのが狙い。それによってフィジカル面、サッカー面両方で試合を有利に進められた」と振り返った。