日本サッカー協会は10日、日本代表が韓国代表と25日に日産スタジアムで国際親善試合を行うと発表。日韓戦は0-1で敗れた2019年12月の東アジアE-1選手権以来だが、親善試合では2011年以来10年ぶりで、対戦成績は日本の13勝23分け40敗。

日韓戦アラカルト


<木村和司の伝説のFK>


▽85年10月26日 W杯メキシコ大会最終予選、ホーム国立競技場での一戦で「伝説のFK」として今も語り継がれる40メートル近いFKを木村和司が決めた。ただ、アウェーでも敗れ、連敗で初のW杯出場を逃した。


<カズが決勝ゴール>


▽93年10月25日 W杯米国大会最終予選でカズのゴールで1-0勝利。初のW杯に近づき、涙を流す選手もいたが、その後のイラク戦終了間際に痛恨の同点ゴールを決められ、ドーハの悲劇。目前でW杯出場を逃す。


<香川と本田で圧倒>


▽11年8月10日 札幌ドームでの国際親善試合でMF香川真司の2ゴールとFW本田圭佑のゴールで日本が圧倒した。


74年9月、親善試合の韓国戦で、ゴールを決め喜ぶ釜本邦茂
74年9月、親善試合の韓国戦で、ゴールを決め喜ぶ釜本邦茂
85年10月、W杯メキシコ大会アジア最終予選の日本-韓国戦で、直接FKを決める木村和司(後方右端)
85年10月、W杯メキシコ大会アジア最終予選の日本-韓国戦で、直接FKを決める木村和司(後方右端)
97年11月、W杯アジア最終予選の日本-韓国戦で、韓国DF崔英一(中央)と競り合カズは通算2枚目のイエローカードを受ける。左端は中田英寿
97年11月、W杯アジア最終予選の日本-韓国戦で、韓国DF崔英一(中央)と競り合カズは通算2枚目のイエローカードを受ける。左端は中田英寿
11年8月、親善試合の韓国戦で、この日2点目となるゴールを決めた香川(後方右)は、アシストの清武を抱きしめる。後方左は本田
11年8月、親善試合の韓国戦で、この日2点目となるゴールを決めた香川(後方右)は、アシストの清武を抱きしめる。後方左は本田
17年12月、東アジアE-1選手権の韓国に敗れ、ベンチでぼうぜんと座り込む日本バヒド・ハリルホジッチ監督
17年12月、東アジアE-1選手権の韓国に敗れ、ベンチでぼうぜんと座り込む日本バヒド・ハリルホジッチ監督
19年12月、東アジアE-1選手権の韓国戦で、舌を出して立ちつくす森保一監督
19年12月、東アジアE-1選手権の韓国戦で、舌を出して立ちつくす森保一監督

日本の国際Aマッチ韓国戦全成績


<13勝23分け40敗>



年月大会HAスコア監督
54・3・71●5竹腰重丸
  3・142△2
56・6・32○0
  6・100●2
59・9・50△0
  9・61●3
  12・130●2
  12・201○0
60・11・61●2クラマー(コーチ)
61・6・110●2高橋英辰
62・8・300●1
63・8・131△1長沼 健
67・10・73△3
69・10・122△2
  10・180●2
70・8・21△1岡野俊一郎
  12・181●2
71・10・21●2
72・7・260●3長沼 健
  9・142△2
73・6・230●2
74・9・284○1
75・8・91●3
  9・80●3
76・3・210●2
  3・272△2
  8・180△0二宮 寛
  12・41●2
77・3・260△0
  4・30●1
  6・151●2
78・7・190●4
  12・151●3
79・3・42○1下村幸男
  6・161●4
80・3・221●3
81・3・80●1川淵三郎
  6・210●2森 孝慈
82・3・210●3
  11・252○1
83・3・61△1
84・9・302○1
85・10・261●2
  11・30●1
88・10・260●1横山謙三
89・5・50●1
90・7・270●2
91・7・270●1
92・8・220△0オフト
  8・292☆2
93・10・251○0
94・10・112●3ファルカン
95・2・211△1加茂 周
  2・262☆2
97・5・211△1
  9・281●2
  11・12○0岡田武史
98・3・12○1
  4・11●2
0・4・260●1トルシエ
  12・201△1
3・4・161○0ジーコ
  5・310●1
  12・100△0
5・8・71○0
7・7・280★0オシム
8・2・231△1岡田武史
10・2・141●3
  5・240●2
  10・120△0ザッケローニ
11・1・252☆2
  8・103○0
13・7・282○1
15・8・51△1ハリルホジッチ
17・12・161●4
19・12・180●1森保 一

【注】Hはホーム、Aはアウェー、Nは中立地。☆はPK勝ち、★はPK負け(PK戦は引き分け扱い)。W=W杯予選、五=五輪予選、ム=ムルデカ大会、ア=アジア大会、定=日韓定期戦、大=大統領杯、ダ=ダイナスティ杯、親=親善試合、東=東アジア選手権・同杯・同E-1選手権、杯=アジア杯