大阪合宿中の日本代表は15日に、ワールドカップ(W杯)アジア2次予選最終戦のキルギス戦(パナスタ)に臨む。既に同最終予選へ首位通過を決めた日本は、FW大迫、MF南野が故障や所属先の事情で途中離脱しており、その他の選手らにとって、限りなくテストの意味合いが近い試合になりそうだ。

FW浅野拓磨(26=無所属)は13日、オンラインで取材対応。7日タジキスタン戦は先発、11日セルビア戦は途中出場で不発に終わっており、多くの決定機を逃した悔しさがある。

「(キルギス戦は)僕自身は2次予選突破は決まっていようが、そんなの関係ない。やはり代表というピッチに立つことが特別なこと。チャンスが目の前にある以上、全力で取り組みたい」

大迫の故障離脱でタジキスタン戦同様に再び、1トップで先発する可能性がある。あるいは、セルビア戦のように2列目での出場かもしれない。

「代表戦がある限り、勝ちにいくのは当然。最終予選へ次も勝って全勝で締めくくるのは大事。メンバーはまったく決まっていないので、手を抜く選手は1人もいない。それが結果につながればいい」

2次予選の8戦全勝フィニッシュを成し遂げることはもちろん、9月からのアジア最終予選のメンバー選考へは戦いはもう始まっている。