なでしこジャパン(女子日本代表)がメキシコを5-1で下した。前半は1-0も、後半に4得点。試合後、主将の熊谷は「相手のリズムをつかむまで時間かかってしまった。それでもできるだけ声をかけながら修正して、立ち位置を変えたりポジション変えたりと、本当にたくさんのチャレンジがピッチの中でできたかなと思ってます」と振り返った。

10日のウクライナ戦では立ち上がりのプレーぶりが課題となっていたが、「立ち上がりの部分は少し修正できた」。同時に「本当に大事な最後(試合)終了間際、チームとして疲れも出てきた中で、もう1つしっかりやるところやらないとやられるな、いうのはあった。そこは次の修正点」と新たな課題も見つけたようで、「みんなで声をかけながら戦い方を変えていきたい」と続けた。

東京オリンピック(五輪)メンバー発表前最後の試合で、ウクライナ戦から先発6人が入れ替わった。その中の田中、籾木がゴール。さらに途中出場の木下、遠藤が得点するなど、最後までアピールする姿がみられた。

熊谷は「ここに来ている選手は本当に今ここでやれることをやってる。あとは監督が選ぶこと。選ばれたメンバーでしっかり戦えるように準備していきたい」と話していた。