東京五輪に出場するU-24日本代表DF冨安健洋(ボローニャ)が5日、オンラインで取材対応した。

チームはこの日から静岡県内で事前合宿をスタートさせる。直近の6月の活動ではコンディション不良のために大事をとって途中離脱したが、「しっかり休んでけがを治すこともできた。いい状態で入れている」と頼もしく語った。

五輪では初戦で南アフリカ代表と対戦する。15年に韓国で行われたU-20W杯でも同国と初戦で対戦し、勝利して決勝トーナメントまで駒を進めた。冨安は「あの大会はやられた印象が強く残っている」と悔しさも思い出した。「成長した姿を見せたいし、あの大会も初戦を勝ったからこそ決勝トーナメントにあがれた。初戦を大切にしたい」と、ふたたびの南ア撃破にまずは照準を合わせる。