日本と英国の選手が試合開始直前にピッチに片膝をつき、人種差別への抗議の意を示した。

今大会は、表彰式や競技会場での政治的、宗教的、人種的な宣伝活動を禁じる規制が一部緩和され、一定の条件下での表現行為が可能になった。英国は21日のチリ戦でも片膝をついていた。この日、チリ-カナダ戦でも全選手が同じ行動を示していた。

日本は英国戦前に君が代を斉唱した。新型コロナウイルスの影響で国内での国際親善試合では感染対策として「黙唱」を推奨されていたため、21日の初戦のカナダ戦(1△1)で選手は心の中で歌っていたが、五輪では声を出して歌うことが認められているため、この日は歌い上げてから試合に入っていた。