ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でオーストラリア戦(12日、埼玉)に臨む日本代表DF中山雄太(24=ズウォレ)が11日、オンライン取材に応じた。DF長友と同じ左サイドバックとして、「長友さんと違うタイプ(特徴)も持っていて、なおかつ長友さんの特徴を盗みたいと思って取り組んできた。両方を突き詰めたい」と、偉大な先輩を手本にサイドバック像を作り上げていく。

中山の一問一答は以下の通り。

-サウジアラビア戦、投入時の監督の指示は

中山 左サイドからどんどんクロスを入れるシーンを作ってくれ、と。時間もなく、展開も少しカオスな状態で、もう少し早い時間であればクリエートできたかなと思う。

-オーストラリアの印象は

中山 チームとして非常にしっかりと整理されている。特に前線の強力さは、最終予選3試合でも得点が多く、非常に力のあるチームだと思う。

-どんなプレーを出したいか

中山 まずは守備として安定感をもたらしたいし、特徴であるビルドアップやこの活動までに課題として取り組んできた攻撃参加の部分でも、満足していない部分はあるけど、成果を披露できればと思う。

-崖っぷちのチームをどう見ているか

中山 冷静な状態で見られている。ひよっているかと言うと、そうでもなく、後がないというところで、みんな冷静にこの状況を判断して、やるべきことをチームで共有している。後がないけど、明日しっかりと勝利をもぎ取ろうという意識で、日々を過ごしていると思う。

-チームのために何かしていることは

中山 前回は少し出場したけど、ここ数試合出られない悔しさがあった。チームの結果が出ず、自分の力で良くしたい気持ちはもちろんある。ただ、この26人呼ばれている中の1つのピースでしかないので、1つのピースを大きくしようと練習からやっていくのもそうだし、ピースをよりかみ合わせるには何ができるか。1日を終えるときに「何かやり残したことはないか?」「今日はやりきったか、明日は何ができるか?」と、日々考えている。

-攻撃参加、どんな武器を出したいか

中山 (今までは)どちらかというと、内側でサイドハーフのサポートをしながら攻撃参加していく、多くの関わりの中からの攻撃参加が特徴に出ていたと思うけど、上に行くために、長友選手の武器である縦の速さや縦への推進力は課題に取り組んできた。チームの試合ではチャレンジの回数は増やして、手応えを感じつつ、まだまだ課題を感じるところもある。長友さんと違うタイプも持っていて、なおかつ長友さんの特徴を盗みたいと思って取り組んできた。両方を突き詰めていきたいと思ってやっている。

-長友がチームを盛り上げる姿を見てどう思うか

中山 どんな状況であれ、メンタリティーが安定しているかどうかで、同じ状況であっても、気持ちの持ち方で物事の捉え方は別の視点から見えてしまったりする。メンタリティーのコントロールは素晴らしいと思うし、どんな状況でもやるべきことが分かっていて、いい状態で迎えられているのが、練習から見える姿だと思うし、学ぶべき部分は多いと思う。

-「ポスト長友」の声もある。長友の姿をふまえて、ピッチ内外での改善点は

中山 「ポスト誰々」と言われるのが好きじゃないので、なんとも言えない。チームに好影響をもたらすには、人それぞれ違うアプローチがあると思うので、いろんな人から盗んで、僕なりのいい影響をつくりたい。できることは限られると思うので、それが常に最大値であるような、なおかつ最大値を常に上げられる状態にしていきたい。