23年の女子W杯予選を兼ねたアジア杯を戦うなでしこジャパン(サッカー女子日本代表、FIFAランク13位)は、1次リーグ最終戦で同韓国代表(同18位)と引き分けたが、得失点差でC組首位を守って決勝トーナメントに駒を進めた。

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3試合連続で先発出場した主将DF熊谷紗希(31=バイエルン・ミュンヘン)は、この日が国際Aマッチ123試合目。122試合のDF岩清水梓(35=日テレ東京V)を抜いて、なでしこジャパン歴代出場数ランキング単独7位に躍り出た。

熊谷は「123試合出られたこと、このユニホームを着て立てることは光栄だけど、正直そこまで数にこだわっていないです」と話した。

試合は開始1分でFW植木理子(22=日テレ東京V)が先制点を奪ったが、次第に流れを失い、終盤にセットプレーから失点した。

熊谷は「向こうの狙いはアレ(セットプレーからの得点)しかなかったと思う。セットプレーを与えないことも1つだし、与えた後、1つ目でどれだけクリアできたか、もある。事故のような失点になった。マークの確認や、競る相手と(体格が)ミスマッチになっていないか、試合の中で修生できたと思う」と、反省点を挙げた。

 

◆なでしこジャパン歴代出場数ランキング(★は現日本代表選手)

1位 澤穂希(205試合)

2位 宮間あや(162試合)

3位 大野忍(139試合)

4位 永里優季(132試合)

5位 安藤梢(126試合)

6位 阪口夢穂(124試合)

★7位 熊谷紗希(123試合)

8位 岩清水梓(122試合)