日本サッカー協会(JFA)は28日、6年ぶりに開催されるキリン杯の出場チームを発表した。

参加国は日本(FIFAランク23位)、チリ(同28位)、チュニジア(同35位)、ガーナ(同60位)の4カ国。4カ国のトーナメント形式で行われ、日本の初戦はガーナ代表で6月10日に兵庫・ノエスタで行われる。第2戦は6月14日、大阪・パナスタでチリかチュニジアと対戦する。

日本代表の森保一監督がオンライン取材に応じ、自身のキリン杯の思い出を語った。森保監督は92年に日本、アルゼンチン、ウェールズが参加したキリン杯で日本代表の初キャップを刻んだ。「満員の国立で当時、南米選手権で優勝した後のアルゼンチンと戦った。世界のトップと戦って、私自身、選手として自信を付け、世界に勝つための目標を持たせてくれた。指導者としてもこの経験が糧になり、サッカーの仕事をさせていただくことに続いている。キリン杯に臨む選手にも、貴重な経験を生かして、その後のサッカー選手のキャリアを積み上げていってほしい」と話した。