日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長(64)が17日、23年6月のアジア杯を日本で開催する可能性に触れた。

中国が開催地に決まっていたが、新型コロナウイルスの感染拡大を理由に、中国協会が開催を放棄したとアジアサッカー連盟(AFC)が14日に発表。田嶋会長は「真っ先に打診があった」と、非公式ながらAFCからの連絡があったことを明かした。

すでに開幕まであと約1年という状況。出場24カ国を受け入れるためにはスタジアムや宿舎の確保など、行政との調整も含めて簡単ではない。一方で6月は国際Aマッチ期間にあたり、海外組の選手を招集できるというメリットもある。田嶋会長は「日本で開催できれば盛り上がることは間違いない」と語った。今年7月のE-1選手権も中国が開催を辞退し、日本に変更されている。