日本代表の森保一監督(53)が復帰させたMF鎌田大地(25=Eフランクフルト)のベストポジションを見つけ出す。24日に取材対応し言及した。

日本代表は30日から合宿を開始し、6月に王国ブラジル戦含む4試合の国際親善試合を戦う。所属クラブで欧州リーグを制し、乗りに乗っている鎌田の起用法について「トップ下や、インサイドハーフを考えている」と語った。

鎌田は昨年11月以来の代表招集。W杯アジア最終予選の途中でシステムが4-3-3に変更されトップ下がなくなったことも影響し、代表での出場機会と立場を失っていた。指揮官は「サイドハーフやボランチもできる」と、幅広く可能性を見極めるつもりだ。19年には1トップで起用し鎌田自身が難しさを口にしたこともあったが、森保監督は「今もトップはできると思っている」。今回はけがで頼みのFW大迫不在。W杯本大会開幕まで半年を切った。鎌田を、日本代表でも輝かせるため、森保監督は最適解を探す。