なでしこジャパン(サッカー女子日本代表)が、韓国に競り勝ち、2大会連続優勝へ好発進した。相手の攻撃を耐える時間が長く、1失点したものの、粘り強い守備で勝ちきった。センターバックに入ったDF高橋はな(22=浦和レッズレディース)は試合後、ロングボールへの対応の手応えと、シュートブロックを含めた球際への課題を口にした。高橋の主な一問一答は以下の通り。

-ロングボールが多く飛んできた

高橋 ロングボールへの対応を警戒していた。ロングボールでやられなかったのは練習の成果。

-前の試合(フィンランド戦)の課題を生かしていたか

高橋 私自身、フィンランド戦でカウンターから失点した。あのシーンを自分の中で反省していたので。そこは意識して。今回はそれで失点しなかったのは良かったが、他の失点があった。ピンチもあったのでまだまだ課題はたくさんある。

-ワールドカップ(W杯)を見据えて課題は

高橋 相手のシュートシーンでもう1つ寄せたい。そこに関しては、私もチームでも球際にいけるようにしたい。

-失点シーンの問題は

高橋 (シュートを)打たせてしまうと失点につながる。エリアに入った時点で、最初に相手は後ろ向きだった。そこで前を向かせない守備をするべきだった。シュートする選手にあと2、3歩寄せればブロックできた。そこが課題。

-W杯への手応え

高橋 日韓戦に勝利できたのが大きいところ。あとは、個人として1対1で負けないことを意識していた。少しは手応えをつかめたので次につながるのかなと。

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