日本が電光石火で先制ゴールを奪った。前半2分、ペナルティーエリア外からの直接FKをFW相馬勇紀(25=名古屋グランパス)が、右足でたたき込んだ。

これが代表4試合目で初得点。相手5人の壁の上でカーブを描き、ゴール左隅に吸い込まれた。相馬は今季J1リーグ21試合1得点のサイドアタッカーで、昨年の東京オリンピック(五輪)代表。

相馬は4-0で迎えた後半10分、DF山根の右クロスを今度は右足でこの試合2点目のゴールを奪った。ゴールを背に難しい角度で決定力を示した。

▼最速ゴール 相馬が開始2分に直接FKで代表初得点。日本代表で前半2分以内の得点は18年11月20日の親善試合キルギス戦での山中亮輔以来。前半1分の得点は釜本邦茂、福田正博、名波浩、中山雅史、高原直泰が記録している。Jリーグ創設以降、今回の相馬の前半2分の直接FK弾は、小笠原満男が05年2月9日のW杯アジア最終予選・北朝鮮戦でマークした前半4分を更新する最速記録。

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