東アジアE-1選手権に臨んでいる日本代表MF藤田譲瑠チマ(20=横浜F・マリノス)が20日、オンライン取材に応じ、A代表デビューとなった香港戦での収穫と課題を口にした。パリオリンピック(五輪)世代で、チームの中では若手。「年齢が上の人にも気負うことなくやるのは自分のいいところ。代表でのプレーの緊張感も変わらなかった」と振り返った。「ただ、90分通して自分の中では納得のいくプレーができなかった。球際や、奪った後のプレー、攻撃でももっと前につけられた」と課題も掲げた。

試合後、森保一監督からは「デビューおめでとう。まだまだ、これからだから頑張るように」と声をかけられた。香港戦では、同じパリ五輪世代のGK鈴木彩艶(19=浦和レッズ)も先発した。藤田は「U-23に比べてA代表はスピードが練習から速い。こういったスピード感でやるのはきついけど楽しいという話は(パリ五輪世代の間で)話しました」と充実感を口にした。