東アジアE-1選手権で活動中の日本代表MF橋本拳人(28)が、代表で爪痕を残し、新天地へと羽ばたく。21日、オンライン取材に対応。代表期間中の18日に発表されたスペイン2部・ウエスカへの移籍について「小さいころからプレーしたかった国」。今月1日に、神戸との契約延長が発表されたばかりだったが、決断を下した。

新シーズンに向け、チーム内でのアピールが必要な時期だが「日本代表に参加したいとチームに伝え、了承してもらった」と約1年ぶりの代表復帰へ強い気持ちを示した。自身が代表から離れていたワールドカップ最終予選では、システムが4-2-3-1から4-3-3に変更。同じ中盤には守田、田中が台頭してきたが「出たら自分の良さを出せるかなと思っています」と強い自信がある。E-1選手権の初戦の19日香港戦(カシマ)はベンチ入りも、出番がなかった。24日中国戦、27日韓国戦(ともに豊田)で、目に見える結果を残す。【栗田尚樹】