日本がブラジルに2-1と競り勝ち、W杯連覇へ王手をかけた。

1-0で迎えた後半に追いつかれるも、後半39分にFW浜野まいか(18=INAC神戸)が決勝ゴール。ゴール前でFW山本が相手DFに囲まれながらも、FW浜野にパスを出し、ループシュートで決めた。浜野は両腕を挙げてガッツポーズしながら、涙を流して喜んだ。

試合後のインタビューでは一転、笑みがはじけた。「まず戦ってくれたブラジルに感謝したいです」。第一声で相手へのリスペクトが口をついた。「サッカー大国であるブラジルは自分のあこがれの国だったから、対戦出来て、勝利できたのはうれしい」。

いよいよ、次は現地時間28日の決勝スペイン戦。「スペインもブラジルと同様でサッカーがとてもうまい国なので、しっかり日本のサッカーを出し切って世界一になりたい」。

インタビューの最後には「グラシアース!」と現地のスペイン語で感謝を伝えた。ピッチ上のりりしい雰囲気とは違う、ほんわかした魅力ものぞかせた。