大会史上初の連覇を目指すU-20女子日本代表は、スペインに3点リードを許し、前半を折り返した。

試合序盤からスペインにペースを握られた。前半12分、一瞬の隙を突かれると、日本DF陣の裏をついたFWガバーロに先制ゴールを許した。

その3分後には、準決勝で決勝ゴールを決めたFW浜野が、右足でミドルシュートを放ったが惜しくもゴール枠の上。すると前半22分、スペインのロングパスから再び背後をつかれ、GK大場と1対1から、FWパラルエロに冷静に流し込まれ、追加点を許した。

スペインの流れは続く。同26分には、ペナルティーエリア内でパラルエロと競り合ったDF石川がハンドを取られた。このPKをパラルエロにきっちり決められて3点差とされた。

試合開始から30分が過ぎ、日本も反撃に出た。前半32分、FW山本のスルーパスから駆け上がったDF杉沢がゴールを狙うも、惜しくも枠の左。同39分には田畑がGKとの1対1からシュートを放ったが、好セーブに阻まれた。

日本も攻撃のリズムをつかみ始めたが、0-3のまま前半が終了。日本にとって苦しい折り返しとなった。