日本サッカー協会(JFA)の臨時評議員会が24日、東京・文京区のJFAハウスで行われ、23年度の事業計画、予算が報告された。

収入は過去最高の292億円になる見通しで、JFAハウスのビル売却益などが主な要因だという。評議員会後に田嶋幸三会長(65)が会見。男子日本代表の監督人事については森保一監督の続投が決定的となっているが、「簡単に決まらないこともあるでしょうし、デッドラインを決めて『年内に』というふうには思ってません」と正式決定を急いでいないことを強調した。

また、JFAハウス内にある日本サッカーミュージアムが協会の移転に伴い一時休館し、メディアアーティストの落合陽一氏とのコラボレーションで再オープンする。田嶋会長は「来て、見た人がすごいと思うような内容でなければつくる意味がない」と期待した。