なでしこジャパン(サッカー女子日本代表)のMF長野風花(23)が、米NWSLノースカロライナ・カレッジからイングランド1部リバプールに加入することが14日、分かった。

7月に開幕する女子ワールドカップ(W杯、オーストラリア・ニュージーランド共催)を控える中で、なでしこの中盤をつかさどるボランチがビッククラブへの挑戦を決めた。

浦和レッズレディースユース出身の長野は、高校生だった14年からトップチームに兼任で出場し、18年に韓国の仁川現代製鉄レッドエンジェルズに移籍。19年に日本に戻り、ちふれ埼玉、マイナビ仙台でプレーし、昨年7月から米ノースカロライナ・カレッジに活躍の場を移していた。

日本代表では、各世代別に選出。18年6月になでしこジャパンに初招集されてから、ここまで国際Aマッチ16試合に出場し1得点をマークしている。

世代別では背番号「10」を背負い、国内組を中心に構成された21年東アジアE-1選手権でも10番を託されるなど、大きな期待を受けている長野。W杯を前にさらなる飛躍が期待される。