日本は1-2で逆転負けしたが、MF三笘薫(25=ブライトン)が、前半3分に高い打点のヘディングで先制点を挙げるなど、従来のドリブルではない武器を披露した。

試合後の主な一問一答は次の通り。

-逆転負け

三笘 南米相手にこれが実力だと思う。(22年9月の親善試合で引き分けた)エクアドルとやった時もそうだし、押し込まれる時間帯が増えるところで、我慢しきれないところもそう。個人の能力のところ、蹴られた後に回収されて、押し込まれる形が増えているので、バトルのところで徐々に相手の時間になっていく。そこは1人1人の能力のところにもなってくる。そこはシンプルに、1人1人が能力を高めて、バトルに勝っていかないと。

-後半はコロンビアの強度が上がってきた

三笘 最初は自分たちもうまく取れるところもあったが、蹴られて、収められて、下がった時にどこで出ていくのかというところ。出ていけなくて、徐々に相手に握られながら押し込まれて守備に走らせられた。1人で流れを変えることも必要になる。

-日本の新しいやり方は

三笘 チームとしてやろうとしていることは、うまくいったところもあると思うし、それは言わなくてもやらないといけない。そこをやった上で、シンプルに相手が勝った。自分たちがベストを尽くさなかったというわけではない。

-得点場面は

三笘 僕もヘディングでプレミアでも決めているので、そこは自信があった。ボール次第で決められるところにいられた。ああいう形が増えていけば、チームからのクロスの回数は増えてくる。1つアピールになったが、自分の持ち味はもっと出せたと思うので、そこは反省はしている。

-ヘッドの練習は

三笘 そんなに取り組んではいないが、試合の中でコツをつかんだり、いるべき場所にいるとか。そんなに練習をしたわけではないが、自分のフィーリングの中で徐々にここにいればボールがくるとか、試合の中でうまくなっている。川崎Fの時も苦手と言っていたが、そういう局面で1回外してそういう印象を(みんなが)受けたかもしれないが、決めた場面もある。そこまで自分が(苦手だと)思っていたわけではない。

-スタジアムでの自身への歓声が大きい

三笘 試合前のアップからすごく感じるし、ありがたいこと。(期待を)自覚しないといけない。個人的な結果で返して、チームの勝利に貢献していかないといけない。