来年1月12日~2月10日にカタールで開催されるアジア・カップ(アジア杯)の組み合わせ抽選会が11日午後2時(日本時間午後8時)、ドーハで行われた。

日本はD組に入り、イラク(67位)、ベトナム(95位)、インドネシア(149位)と1次リーグを戦うことが決まった。

抽選会に参加した森保一監督は、抽選結果が出た直後にカメラに抜かれたが、表情を変えずにまっすぐ前を見つめていた。

4月6日付の国際サッカー連盟(FIFA)ランキングで、出場24チームを6チームずつ4段階に格付ける「ポット」が決まり、アジア最上位(20位)の日本は第1ポット。同じポットは1次リーグで同組にならない。

第1ポットは1次リーグでA組に入る開催国のカタールと、ランキング上位の日本、イラン、韓国、オーストラリア、サウジアラビア。昨年のFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会に出場した6チームがそのまま入った。

第2ポットはイラク、UAE、オマーン、ウズベキスタン、中国、ヨルダン。前回の2019年UAE大会でいずれも決勝トーナメントに進出したチームとなった。第3ポットのベトナム、第4ポットのタイなど東南アジアのチームも力をつけている。

出場24チームが6組に分かれて1次リーグを実施し、各組2位までと3位のうち成績上位4チームが決勝トーナメントに進む。昨年のW杯で日本がドイツ、スペインを破ったドーハのハリファ国際競技場など6つのW杯スタジアムを含む8会場を使用する。

日本は前回UAE大会が準優勝で、2011年カタール大会以来3大会ぶり5度目の優勝を目指す。

抽選会には、元韓国代表の朴智星(パク・チソン)氏、元オーストラリア代表のティム・ケーヒル氏ら豪華な面々に加え、日本の山下良美審判員もアシスタントとして参加した。

 

組み合わせは以下の通り

 

 

◆A組

カタール(61位)

中国(81位)

タジキスタン(109位)

レバノン(99位)

 

◆B組

オーストラリア(29位)

ウズベキスタン(74位)

シリア(90位)

インド(101位)

 

◆C組

イラン(24位)

UAE(72位)

香港(147位)

パレスチナ(93位)

 

◆D組

日本(20位)

インドネシア(149位)

イラク(67位)

ベトナム(95位)

 

◆E組

韓国(27位)

ヨルダン(84位)

マレーシア(138位)

バーレーン(85位)

 

◆F組

サウジアラビア(54位)

タイ(114位)

キルギス(96位)

オマーン(73位)