【ドーハ(カタール)佐藤成】日本がイラクを2-0と下し、8大会連続12度目のオリンピック(五輪)出場を決めた。パリ五輪アジア最終予選(3・5枠)を兼ねた大会で、前半にFW細谷真大(22=柏レイソル)と荒木遼太郎(22=FC東京)がゴールを奪い、決勝進出を果たした。5月3日の決勝では、インドネシアを2-0と下し、初の五輪切符を手にしたウズベキスタンと対戦する。

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パリ五輪1次リーグでC組かD組に入ることが確定した。優勝すればアジア1位でパラグアイ、マリ、イスラエルとのD組へ。準優勝ならC組に入り、スペイン、エジプト、ドミニカ共和国と同居する。後者になった場合、初戦で当たるスペインは優勝候補。バルセロナのMFガビ(19)やFWヤマル(16)に加え、東京五輪の準決勝で敗れた3年前も主力だったMFペドリ(21)にもまだ参加資格がある。アジアの頂点に立つ目標を果たせば、スペインとの同組は避けられる。