日本(FIFAランキング20位)がペルー(同21位)と対戦し、MF堂安律(25=フライブルク)が古巣ガンバ大阪の本拠に凱旋(がいせん)した。

後半26分、MF伊東純也(30=スタッド・ランス)に代わってピッチに送り出されると、大きな歓声を浴びる。15年6月20日は、当時G大阪ユースだった堂安が、ベガルタ仙台とのJ1リーグ戦で公式戦初スタメンを飾った記念日だった。ちょうど8年後、代表の新たな10番となって、万博からパナスタとなったホームへ舞い戻った。

試合途中からは、新主将のMF遠藤航から受け継いでキャプテンマークをつけた。「森保さん(監督)の粋な計らいか分からないですが」と笑いながら「試合後、少し話をさせてもらいました。(かつての万博だった古巣の本拠)パナスタで主将マークを巻けたのは感慨深い。航君が交代すれば(堂安が主将マークをつけると)航君は聞いていたそうです。僕は聞いていなかったですが」とまた笑った。

南米の難敵を相手に4得点を奪った攻撃陣については「迫力が出てきた。今日のゴールもほとんどショートカウンターぎみ。今の時代、きれいに崩して点を取るのは欧州でもほとんどないし、そう意味では、こういう迫力が出たのはいい」と切り替えの速さと決定力に納得していた。

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