U-17(17歳以下)ワールドカップ(W杯)インドネシア大会で16強入りした同日本代表が22日、羽田空港に帰国した。来季ベガルタ仙台の監督に就任することが有力視されている森山佳郎監督(56)が、自身の去就について言及した。

森山監督は、15年からU-17日本代表の監督を務め、3大会連続で16強入りさせた。「まだ完全に去就が決まったわけではないので、今の時点でははっきりは言えないんですけど、どこに行っても日本の育成につながって、どこにいてもそこにいる選手を育成して、日本のサッカーに貢献できる選手を育てていければいいかなと思います」とした。

久保建英(Rソシエダード)や菅原由勢(AZ)中村敬斗(スタッド・ランス)ら、現在のA代表で活躍している面々を育成年代で指導した。プロでも育成でも変わらないことがある。「下の育成年代の選手は、教育していかないといけない仕付けの部分もあるし、そこは大人になると、減っていくと思います。でも大事な部分は、ピッチ内外のところとか、メンタリティーとか、いろんな部分では、変わらない」。

年内は視察や報告会など、日本サッカー協会(JFA)の仕事に従事するという。その後については「察して下さい」と苦笑いで明かした。