来年のW杯出場を目指す日本代表は、強豪アルゼンチン代表に1-1で引き分けた。

直近のW杯2大会は優勝、準優勝という強豪国を招き、W杯予選を兼ねた来年のアジア杯に向けての強化試合。アルゼンチンは前線から圧力をかけ、日本を追い込んだ。第1ピリオド3分53秒、CKから頭で押し込まれて失点した。

1点を追う展開で俊敏な堤優太(YSCC横浜)、金沢空(名古屋オーシャンズ)を攻撃の軸に添え、パワフルな清水和也(名古屋オーシャンズ)らが果敢にシュートを狙ったが、得点は奪えない。それでも主将の吉川智貴(名古屋オーシャンズ)のゲームコントロールのもと、強敵相手にも対等に渡り合った。

第2Pにはゴレイロのフィウーザ・ファビオ(湘南ベルマーレ)の堅守が光り、1点差を保った状態で試合は終盤へ。

そして第2P残り5分からはゴレイロを上げてのパワープレー。その捨て身の攻撃が生きた。残り1分43秒、ゴール前に進入した平田ネトアントニオマサノリが右足で同点ゴールを決めた。

最後はアルゼンチン代表も勝ち越しを狙ってパワープレーに出てきたが、チーム一体となって守りドローで終えた。

この日はチケットが完売となり、会場は2217人の観衆で埋まった。木暮賢一郎監督は「多くのお客さんに来ていただいた。フットサルはまだまだ発展していく段階。我々の情熱を伝えることができた。南米チャンピオンでほぼベストメンバーがきている相手に、概ね想定通りの戦いができた」と手応えを感じた様子だった。

また、切れのいいプレーで相手を手こずらせた堤は「前からのプレッシングもできたし、相手の足を止めるという意味でも僕自身、いい試合への入りができたし、良いプレーができたと思います」。この日はアジア杯の組み合わせが決まり、日本の1次リーグはタジキスタン、韓国、キルギスと同組。ここで4強に入ればW杯の出場権を得られる。「アジアで結果を出すためにも、次のアルゼンチン戦でしっかり勝ちたい」と意欲的に話した。

17日には再びアルゼンチン代表と、北海道・帯広市総合体育館で対戦する。