元日本代表MFで昨季限りで現役を引退した小野伸二氏(44)が、DAZNで解説を務めた。

小野氏がうなったのは、今大会初先発となった右サイドバックのDF毎熊晟矢(26=C大阪)だ。過去2試合は菅原が先発していたポジション。

毎熊は2-0で迎えた後半終了間際、右サイドから前方の伊東に絶妙のスルーパスを通し、そこから上田を経由し、オウンゴールながらダメ押し点につながった。

小野氏は思わず「伊東選手のスピードを考えた(パス)」と絶賛し、その後も「毎熊選手って、本当にパスの精度が高いですよね。空間認知がすごいですよね」と、絶賛の言葉を続けた。

昨年9月から代表に定着する毎熊はこの日、上田が前半にPKをもらう場面にも絡んでおり、同35分には久保のパスをゴール前に抜けだし、右足ダイレクトで中村に折り返し、その中村のシュートはポストに嫌われたものの、決定機を演出した。身体能力を生かした迫力あるプレーだった。

試合後の毎熊は「初戦は少しの出場時間(約13分)で、2戦目は少しも出られずに敗戦をベンチで見ていて、すごくもどかしい、悔しい気持ちだった。その中でも自分にフォーカスして、いい準備をしてきた。こうやって、ピッチで(結果を)出せたのは、また1つ自信になった」と、勝利に貢献できた国際Aマッチ通算6試合目の出場をかみしめていた。

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