ワールドカップ(W杯)アジア2次予選・北朝鮮戦(21日・国立、26日・平壌)に臨む日本代表合宿が18日、千葉県内でスタートした。東福岡高出身のDF毎熊晟矢(26=セレッソ大阪)は、高校の大先輩のDF長友佑都(37=FC東京)との共闘にワクワク感を口にした。

Jリーグの試合であいさつをしたことはあるが、練習を通じ長時間話すのは初めてで「尊敬している先輩で、代表で一緒にやれるのはすごく嬉しい。代表の動画でもムードメーカーで、イメージ通りの元気な方という印象です」と話した。

アジアカップ(杯)はイランに敗れ8強で敗退。毎熊が守る日本の右サイドを起点に失点した。守備の課題を克服すべく、日々の練習で取り組んでいるという。

長年、日本代表の不動の左サイドバックとして4大会連続でW杯に出場している長友は、毎熊にとっても最高の手本でもある。「より多くのことを吸収できると思う。日本代表としてテレビで見ても、Jリーグで実際に対戦しても、守備の部分で全然やられないなと感じる。そこは自分が足りないところで学びたい」と、積極的にアドバイスを求めるつもりだ。

毎熊は右サイドバックが主戦場。長友は両サイドバックをこなし、右の毎熊、左の長友の「東福岡の両翼」が実現する可能性があり、毎熊は「両サイドバックで出たいという気持ちが自分自身はあります」と、意欲を見せた。