ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア2次予選北朝鮮戦(21日・国立、26日・平壌)に臨む日本代表が19日、千葉県内で調整を行った。MF相馬勇紀(27=カザピア)は昨年11月以来の代表復帰。MF三笘薫(26=ブライトン)が長期離脱で招集外の中、「左サイドの仕掛け人」の期待がかかる。

今冬のAFCアジアカップ(アジア杯)カタール大会は選外だった。「やっぱり選ばれなかったのは悔しかったですけど、それは自分の実力だと思ってました。アジアでもロングボールやフィジカルを使ったサッカーで、すごい難しい大会だと思って見ていた」と振り返る。

所属チームでは今季、監督が2度交代し、3人の指揮官の下でプレーしている。左MFだけでなく、トップ下、右MF、ウイングバックでの起用もあった。「真ん中で受けてスルーパスでアシストするプレーもしていた。今、少し変わった自分が出せるかなと思ってます」と成長を自負する。途中出場が多い中でも、結果にこだわってきた。「ここ数試合、途中からでも、得点が取れたこともあって、ゴール前のどこにボールが転がるか、感覚の部分はかなり自分の中で上がってきてる。今回、得点でアピールしたいなと思ってます」と意欲を見せた。【岩田千代巳】