3失点で敗れたU-23(23歳以下)日本代表のDF西尾隆矢(22)が、選手間の距離の遠さを課題に挙げた。

「僕がボールを持つ時間が長かったが、そういう時に前の選手と距離がすごい遠かった。どうしても前の選手が張りっぱなしだと、自分のパスコースがなくなってくるので、そこは自分がもっと要求して、やりやすいように周囲を動かさないといけない」

試合開始からコンパクトなラインを保っていたが、時間の経過とともに間延びした場面もあった。

前半34分に同点を許した場面は、自陣での味方のパスミスから生まれ、流れを失った。

「相手も差し込んだパスを狙っていると思う。その中でミスが起きてしまったが、そこは本当に改善しないといけない。でも、ああいうプレーを自信持ってできれば必ず強くなれる。そこはどんどんトライしないといけない」

センターバックとしてフル出場した西尾は、精神面での成長も誓う。「メンタルの部分を日々、練習で変えていかないといけない。最終予選まで時間がないので、次の試合もいい準備をしていかないといけない」。この日の課題を胸に、次のU-23ウクライナとの親善試合に臨む。