U-19(19歳以下)アジア選手権2011予選(31日~11月10日、タイ)に臨むU-18日本代表が16日、成田空港から出発した。選手たちには家族などからタイの洪水を心配する電話やメールが届いているが、背番号10を背負うMF大島僚太(18=川崎F)は「僕らのスタジアムは大丈夫みたいです」と笑顔。新潟合宿中に右足を負傷し、松葉づえ姿だが「大会中に復帰します。1位通過して日本に帰ってきます」と、決意を表明した。

 だが、出発後に日本が5戦中3戦を行う予定だったラジャマンガラスタジアムが避難所となったため、タイ・ジャパニーズスタジアムへの会場変更が発表されるなど、影響は少なからずある。大会は全7組に分けられ、各組上位2カ国と、3位で最も成績の良い東西各1カ国が来年11月の本大会切符を手にする。