日本協会の犬飼基昭会長(66)が、北京五輪の試合中に、日本代表・岡田武史監督のサッカー理論をチェックする。8日に中国入り。男女計4試合を視察する予定で、岡田監督の隣に座って観戦の予定。「岡田監督は日本一優秀な解説者だし、90分間解説を聞きながら試合を観戦する予定です。局面、局面で監督の考えを教えられるいいチャンスになる」と話した。

 犬飼会長は就任後「プレッシャーになったらいけないから」と気遣い、同監督と長時間会話する席をあえて設けなかった。今回の視察は岡田サッカーに触れる絶好のチャンスだ。協会のトップが、現場トップの理論をチェックし、理解することで、バックアップ体制がより充実することになりそうだ。