広島のFW浅野拓磨(21)が、リオデジャネイロ五輪での爆発を2016年の目標に掲げた。15年シーズンは、主にスーパーサブとして2年ぶりのリーグ制覇に貢献。クラブW杯では世界3位に導いた。

 急成長中の21歳はハリルホジッチ監督が率いるA代表も経験し、昨年8月には東アジア杯のメンバーにも選出された。今年はU-23(23歳以下)日本代表の一員として、1月にはリオ五輪のアジア最終予選を控える。五輪出場権を獲得すれば、本大会での活躍が期待される浅野は「自分の仕事は、日本をリオに連れて行くことです」ときっぱりと言い切る。

 さらに本大会では「やれることを100%出し切りたい」と世界の強豪を倒すイメージはできている。

 リオ経由、18年ロシアW杯へ-。16年は広島のスーパーサブから、日本のスーパーサブへと飛躍する年にする。