リオデジャネイロ五輪最終予選を兼ねるU-23アジア選手権に出場中の日本は、前日19日の1次リーグ最終戦でサウジアラビアに勝利し、決勝トーナメントの準々決勝イラン戦(22日)に臨む。日本代表は20日、ドーハ市内で軽めの調整を行った。

 FW久保裕也(22=ヤングボーイズ)が決勝トーナメントでも爆発する。サウジアラビア戦は後半40分から途中出場。ロスタイムも含めた「8分間で点を取ってこい」と手倉森監督から送り出された。2得点したタイ戦に続く連発はならなかったが、きっちりシュート1本を記録するなど好調を維持。一夜明けの練習でも高精度のシュートを決め「準々決勝の壁を破るため、さらに状態を上げていきたい」と笑顔で話した。