J1ベガルタ仙台は14日、16日のホーム鹿島アントラーズ戦に向けて仙台市内で練習を行ったが、チーム得点王のMF奥埜博亮(27)と主将のMF富田晋伍(30)は参加しなかった。

 奥埜は12日のルヴァン杯磐田戦で右臀部(でんぶ)を負傷し、16日のホーム鹿島戦を欠場する見通し。富田は体調不良のため、出場は不透明な状況だ。

 渡辺晋監督は「奥埜は次の鹿島は難しい。富田は体調不良。ギリギリまで粘って(判断する)。かぜのようなもの」と説明した。強豪・鹿島との一戦を前に、2得点の奥埜の離脱は痛手だ。磐田戦で得点を決めたFWクリスラン(25)とMF佐々木匠(たくみ、19)に期待がかかる。