Jリーグは22日、スペインリーグとの戦略的連携協定を締結したと発表した。東京・JFAハウスでJリーグの村井チェアマンは「トップチームの交流を加速度的に増やしていきたい」などと話し、来日したスペインリーグのテバス会長と書面にサインを交わした。定期的な国際親善試合の開催、選手育成、クラブ経営や八百長防止など、多角的に交流し学ぶ。楽天がユニホームの胸スポンサーとなるバルセロナの来日にも追い風となりそうだ。

 会見にはエイバルの日本代表FW乾も出席。「日本のサッカー界が成長するチャンス。いつか代表でスペインといい勝負ができるようになりたい」と提携を喜んだ。村井チェアマンはスペイン2部テネリフェMF柴崎の活躍にも触れ「いよいよ昇格に王手を掛けた。うれしいニュース」と期待を寄せた。