「パラリンアートカップ2017」の開催発表会が27日、都内で行われた。

 障がい者アーティストの経済的な自立などを目的に、7月1日から9月22日まで、障がい者から絵画などのアート作品を募集。

 昨年からの日本プロサッカー選手会に加え、今年は日本バスケットボール選手会も協力することになり、作品のテーマはサッカー、バスケットボール、またはその両方で募集し、12月に結果発表と表彰式が行われる予定だ。

 発表会には日本プロサッカー選手会の会長でJ1ヴィッセル神戸MF高橋秀人(29)や、日本バスケットボール選手会の副会長で熊本ヴォルターズのガード小林慎太郎(31)、漫画「キャプテン翼」作者の高橋陽一氏ら審査員ゲストが出席した。高橋秀は「昨年もどの作品もすばらしく、見ていて面白かった」と話し、今年も選考に頭を悩ます作品が集まることを期待。また小林は「パラリンアートが広く周知される力になれれば」と、障がい者アーティストの自立に一役買いたい考えを明かした。