清水エスパルスはサイドバックの活躍でホームでガンバ大阪に完封勝利し、クラブ創設25周年記念マッチを白星で飾った。

 前半29分、MF金子翔太(22)の左CKがファーサイドに流れ、DF松原后(20)が押し込んで先制。今季2点目を挙げ「ボールが来そうだなという感覚があった。あの時間帯に点が取れて、チームも楽になったと思う」と振り返った。

 さらに同40分には、MF竹内涼(26)がGKよりも一瞬早く頭で競り勝ってライン際からクロスを入れ、最後はDF鎌田翔雅(28)が頭で決めて追加点を奪った。

 FW鄭大世(33)が出場停止。FWチアゴ・アウベス(24)とMF白崎凌兵(24)ら主力をケガで欠く中、右サイドバックの鎌田と、左サイドバックの松原の得点で勝利。鎌田はプロ10年目にして初得点をマークし「自分らしい泥臭いゴールが取れた。みんなが体を張って、負けないという気持ちで90分戦うことができた」と振り返った。