J1首位のセレッソ大阪は20日、22日の浦和レッズ戦(ヤンマースタジアム長居)に向けて大阪・舞洲で調整した。

 酷暑の中、レギュラー組と控え組に分かれ、実戦形式の練習。大きな声が飛び、首位チームの活気をみなぎらせた。

 DF山下達也(29)は「浦和はチームとして熟成されている。走りきるしかない。それがうちが勝ってきた要因」。チームは17日の国際親善試合セビリア戦で1-3と完敗し、今季ホーム初黒星を喫したが、主将のFW柿谷曜一朗(27)は「浦和のサッカーはセビリアと似ている。そういうチームと試合ができて、いい練習になった」と敗戦も前向きにとらえていた。