ヴィッセル神戸に新加入した元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(32)が、リーグデビュー戦でいきなりゴールを決めた。0-0の後半4分、ペナルティーエリア外の中央でボールを受けると、振り向きざまに左足を振り抜いた。ボールはゴール右隅へと突き刺さる先制点。会場は大歓声に包まれた。

 さらには同点に追いつかれた同17分、右サイドのクロスに競り勝ち、ヘディングシュート。ゴール左下にボールが吸い込まれ、2点目を挙げた。ゴール裏のサポーターへ派手にガッツポーズを決めたポドルスキに、場内は再び大歓声。その後で一瞬静寂に包まれるほど、突然の“ポルディ劇場”に衝撃が走った。