セレッソ大阪がFW杉本健勇(24)の5戦連発となる2ゴールで、北海道コンサドーレ札幌に快勝。

 金鳥スタでの今季公式戦無傷の連勝を「12」に伸ばし、首位を守った。

 開始直後の26秒に先制ゴールを決め、ゴール前のFKをMFソウザ(29)が直接たたき込んで2点目を奪った直後の28分、またも杉本が左からのクロスに頭で合わせて3点目と前半で勝負を決めた。尹晶煥監督(44)は「早い時間帯に得点でき、いい流れで試合を運べた」と活躍をたたえた。

 前節、G大阪との大阪ダービーで1-3と悔しい逆転負け。ここまで7得点のMF山村和也(27)を左足首の負傷で欠いたが、新コンビがきっちり機能した。杉本は「リカと2人、前でチャレンジしていこうと話していたが、あんなに早く(得点が)決まるとは思ってなかった」と笑顔。日本代表の手倉森誠コーチ(49)が視察に訪れた中、充実ぶりを見せつけた。