J1ベガルタ仙台は10月1日、4月に敵地で7失点を喫した浦和レッズをホームで迎え撃つ。前日30日は仙台市内で調整。ミニゲームやセットプレーの練習に時間を割いた。

 MF椎橋慧也(20)は、今度は目を離さないつもりだ。ミニゲームで主力組の3バックの左に入り、リーグ戦7試合連続で先発濃厚だ。アウェー浦和戦時はまだベンチ入りもしておらず、テレビで観戦していた。ただあまりの惨劇に「全部は見なかった。結果を見て、やばいと思いました」と振り返る。

 今はスタメンに定着し、23日のC大阪戦でリーグ初得点を挙げた。「前回はボコボコにやられた。(当時は)出てないのでわからないですけど、借りは返さないといけない。ホームなので勝ち点3を取りたい」と必勝を期した。そのためには「2戦連発より失点ゼロ。自分の背後ではやらせない」と相手選手を徹底マークする。