セレッソ大阪が大宮アルディージャに快勝し、11年度以来6大会ぶりの4強進出を果たした。

 21日リーグのヴァンフォーレ甲府戦からMF山口蛍(27)をのぞき、先発10人を入れ替えて臨んだ。

 前半23分にMF福満隆貴(25)が、4回戦の名古屋グランパス戦に続く2戦連発で先制。後半9分にも、MF関口訓充(31)の右クロスに、FW沢上竜二(24)が頭で合わせて2点目を決めた。

 福満は「いいボールがきたんで、ゴール方向へ飛ばすだけ。2戦連続で決められてよかった」。ただ、カップ戦中心の現状に満足はなく「まだまだやらないと。主力組を脅かすようになっていきたいし、リーグ戦にもっと出られるよう頑張っていきたい」。決勝進出を決めているルヴァン杯を含め、今後の大事な戦いでの活躍へ、決意を新たにした。