セレッソ大阪のFW杉本健勇(25)が、今季初ゴールを決めた。北海道コンサドーレ札幌戦の前半27分、FW高木俊幸(26)からパスを受けると鮮やかなドリブルでDFをかわし、右足を振り抜き左隅に先制ゴールを突き刺した。昨季は得点ランク2位の22得点。1差で逃した得点王のタイトルへ、リーグ戦2試合目で結果を出した。

 ただ、前半2-0から後半は札幌の猛反撃にあい、壮絶な打ち合いの末に3-3の引き分けに終わった。杉本も「前半2-0だし勝ちたかった。非常に悔しい。1点だけじゃ足りない。2点目をとりにいくところでまだまだと思うし」と反省しきり。ホームで開幕から2戦連続の引き分け。尹晶煥監督(45)は「前半はいい試合。後半は別のチームになってしまった。こんなに大量失点は久しぶり。修正しないといけない」と厳しい表情で振り返った。