ホームのヴィッセル神戸は0-2から一時追いつく意地を見せたが、4失点で今季初黒星を喫した。

 前半13分、同26分に相次いで失点。2点を追うる神戸は前半32分にFW田中、後半24分にMFチョン・ウヨンが得点して追いついたが、終盤にまたも2失点した。

 前節鳥栖戦も開始早々に失点しており、またも立ち上がりの悪さを露呈した。主将のFWポドルスキは「立ち上がりをやられた。やったらいけないことを繰り返している」と反省。それでも同点に追いついたことに「0-2から追いつく力があることは証明できた」と前向きに捉えた。

 開幕戦は途中出場だったが、この日は左サイドバックとして先発したFW小川は「自分たちで試合を壊してしまった。でも、まだ2試合目。失点した後もチャンスを作れていたし、引きずる必要はない」とキッパリ。気持ちを切り替えて、中3日で迎える7日ルヴァン杯長崎戦に向かう。